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どんなアプリを作るか
いろんなプログラム系サイトをみてまわって「わかったつもり」になっているだけでは、ほぼ身につかないのがプログラミング学習の面倒なところ。
ある程度の時間、苦労して動くものを作らないと体が覚えない(経験からそう思う)。
実際の仕事でガッツリ嵌るのが一番手っ取り早いのだけれど、なかなかね、やってみたいこととやってることは、ギャップがあるのは常なわけです。
「じゃあ自分で作ってみて覚えよう」というのがこのシリーズとなるわけですが、、、
けどじゃあ、なにを作るか?
「社員登録」とか「顧客管理」とか、よくありそうなテーマでも良いのだけれど、それだとなんか、興味が長続きしないような気がするので、自分の趣味に役立つものを作ることにします。
締付けトルクを管理しよう
「締付けトルク」というものを気にする機会、普通はあまりないと思う。
(僕もハーレーを自分でメンテするまで、意識したことなかった)
たとえば下の写真の赤丸のところ、

ダービーカバー(または クラッチ・インスペクションカバー )といいます。
ハーレーは、エンジンとミッションが別々になっていて、チェーンで連携しています。
その潤滑用のオイルがこの蓋の中に入っていて、定期的(1万5千キロ毎くらいかな?)に交換が必要。
自分で交換するためには(せっかくの自分のバイクなので自分でやりたいし。ショップに頼むよりお金も安く済むし)、まずこのダービーカバーを外して、中の古いオイルを抜いて、新しいオイルを入れて、蓋を締めて、、、という作業をするのだけれど、「蓋を締めるネジの締付け具合」の値が、予め決まっています。
マニュアル上は、


こんな記載で ”Clutch Inspection Cover Screwsの締付けトルクは「9.5~12.2Nm」”(Nm:ニュートンメーター。なんのことかはわかってない)となっています。
(ここで、実際使っているキタコのトルクレンチを紹介します、後日)
この値の範囲より弱かったり、強かったりしてはよろしくない(すぐに壊れることはないと思うけれど、取れたり折れたり、という事態になる可能性がある)。
なので交換の時に、この値を知りたいのだけれど、なかなかこの情報が見つけずらい。
ハーレー系のブログを見て探したり、サービスマニュアル(英語)を見つけたけれど見づらいし、結構面倒。かつ、せっかく調べても忘れちゃって次の時また調べる羽目に。。。
なので「ハーレーの、いろんなところのネジ・ボルトの締付けトルクを調べて記録しておいて、知りたい時にさくっとわかるようにする」と便利になるので、そういうアプリを作ることにします。
まさに「趣味と実益」、速く作ってしまいたい♪
アプリケーションの技術要素
概ね、ソフトウェアの技術要素・構成は以下のようになると思う。
HTML、CSSはまぁ良いでしょう(詳しくはないけど)。TypeScriptも「JavaScript」の便利版くらいの認識で、とりあえず良いかな(詳しくないけど)。ただ、「Angular」って、実際の実行時にも、この位置で、なにかしてくれているのだろうか?、ブラウザにAngularがロードされる?、ちょっと調べる必要がありそうです。
Springはまぁ、組んでみないとなんとも。。。
リクエスト(検索引数とか、登録・更新情報とか)とレスポンス(検索結果とか、登録・更新結果とか)が、クライアントとサーバーとの情報のやりとり単位になる、と理解しておけば良いと思う。
セッションはまぁ、、、しばらく置いときます。
「締付けトルク管理」アプリの概要
まずは部品の登録から
そして締付けトルクの登録へ
う〜ん、こうやってまとめると結構やることあるなぁ、、、
本当に出来るのだろうか?
まとめ
どんなアプリを作る(作りながら学ぶ)かは決まりました。
ただそもそも「Angularって結局、どういうものなの?」というところをもう少しすっきりさせたい。次回はそのあたりを少し掘り下げてみることにします。
コメント
[…] こういうアプリケーションを作るにあたっては、 […]